会長挨拶:玉垣正幸

歴史と伝統ある龍野クラブの会長という大役を務めさせていただくことになりました。
ロータリーに入会してかなりの年月が経ちましたが、はたして私にその役が務まるのか自問自答しており、責任の重大さを痛感しております。日頃ロータリーについて無知な私にとって、今一度勉強する機会を与えていただいたものと思い、精一杯努力して参りたいと思っていますのでよろしくご指導の程お願い申し上げます。

さて、本年度　ロンD・バートンRI会長は「ロータリーを実践しみんなに豊かな人生を」をテーマに掲げられています。「重点はロータリーを実践し」にあると説明されています。ロータリーを通じてもっと多くの事を行い、もっと自分の力を発揮し、もっと何かを捧げることが出来ます

。つまり、自分の人生をより豊かにする事が出来ます。これこそがロータリーが私達にもたらしてくれるものというふうに説明されています。 また、地区大室ガバナーは地区目標として以下の項目を掲げられています。
【2013-14年度地区目標】
1. 「RI戦略計画」の理解
2. 「未来の夢計画」のスムーズな導入 将来の奉仕活動を見直し、新たな奉仕活動への挑戦
3. 新世代から将来のロータリアンを育てる
 4. 女性会員を増やす
 5. クラブ純増1
6. 新クラブの結成
7. 新ソーシャルメディアの活用によるロータリーの認知と公共イメージの向上

また、先般規定審議会の報告がなされ、標準ロータリークラブ定款第10条第4節　理事及び役員の項目でクラブの役員は、会長、直前会長、会長エレクト、幹事、会計、及び会場監督とする。このうち会長、直前会長、会長エレクト、及び幹事は全員理事会のメンバーとする。いわゆる幹事が理事会メンバーに新しく加わる事に決議されました。先般の理事会で承認され、定款の変更を行います。

当クラブは2006年-2007年度（上林会長）にCLP検討委員会（三木研司委員長）が設置され「どの様に変えればより楽しいクラブになるか」を１年間かけて問題点が検討されました。 それにより、2008-2009年度（三木研司会長）に当クラブ創立50周年に当たる年に、16の委員会のうち正しく機能していない委員会もあるのではないかということで、9委員会にまとめ上げた結果全ての会員が委員会活動により集中出来るようになりました。

また、2011-2012年度（久保会長）に特別プロジェクトチーム（官野座長）が設置され、「よき伝統を維持するために」をテーマのもと、1年間かけて問題点と改革案等を話し合っていただき、その結果出席コミュニケーション委員会が新たに設置され、現在10委員会でクラブ運営を行っています。 また、新会員の推薦についてのクラブ細則、申し合わせ事項の変更等も行われました。ロータリーも年々RIや地区ガバナー方針が示され、新しい方向に向かっています。新しい方向性による事業も取り入れなければならないが、古き良き伝統も受け継いでいかなくてはなりません。

本年度私はCLP検討委員会で検討された諸問題及び特別プロジェクトチームで検討された事項等を参考に「温故知新－」“よき伝統を意識しながらのクラブ運営”を目標に揚げました。例えば出席コミュニケーション委員会が中心となり、特に新会員を対象に意識の高揚を目的とした研修会の開催、また、以前にも開催された「ロータリーを語ろう」的な会を開催し、よりロータリーを知ってもらう様にしたいと思います。

また、楽しい意義ある例会を目指すために、例会で先輩会員のロータリーでの経験談や考え方等の卓話をお願い出来れば、ロータリー会員として大きな財産になると思います。退会防止や会員の増強にも努めたいと思います。純増2名を目標にいたします。会員増強フォローアップ委員会を中心に頑張りたいと思います。

本年度は、短期青少年交換プログラムに於いて龍野高校生の春名 千咲 さん（女性）が参加される事がすでに決定しています。また、創立55周年記念例会の開催〔2014年4月5日（土）〕を予定しております。 以上で本年度の目標といたします。何卒よろしくご指導、ご支援を賜ります様お願い申し上げ就任の挨拶とさせていただきます。