会長挨拶:伊藤充弘

この度、本年度（2016年７月から2017年６月まで）の龍野ロータリークラブの会長を務めさせていただきます伊藤充弘でございます。是非ともよろしくお願い申し上げます。

また、わざわざ当クラブのホームページを訪れてくださいまして、心より感謝いたします。いろいろなリンク先のページもご覧いただき、ご理解を深めていただければと願っております。

さて、龍野ロータリークラブは姫路口ータリークラブのスポンサーのもと昭和34年4月1日に創立され、本年で58年目になります。「親睦こそわがクラブ」のモットーのもと、多くの先輩方が互いに協力し合いながら長年にわたり奉仕活動と自己研鑽に励まれてこられました。

今日のような景気がなかなか回復しきれていない中におきましても、会員は何とか世の中のためにお役に立ちたい、人のためにお役に立ちたいとの思いから活動を続けております。 この場をお借りしまして、ロータリークラブのことをよくご存知でない方に、ロータリーについて簡単に説明させていただきます。

ロータリークラブは世界的な組織で、201カ国と地域に34,558クラブ、会員総数は1,220,115人となっています。（2014年10末現在・公式誌による）その会員が知恵やアイデア、専門知識やスキルを出し合って、世界的にそして地域に根差した活動をしています。 ロータリー財団が併設されており、その公平性や透明性そして経費率の低さは世界トップクラスの財団として認められています。

この財団は本年度で100周年を迎えますが、最大の功績はポリオ撲滅活動での成果です。1979年にフィリピンの子どもたちにポリオの予防接種をはじめて以来、ビル&メリンダ・ゲイツ財団などの協力を得て全世界でポリオの発症数を99.9パーセント減らすことに成功しました。今、あと少しでポリオを撲滅できるところまできており、人類の歴史を変える瞬間を迎えようとしています。

地元におきましては、発達障害児への理解の浸透活動や多くの社会奉仕団体・グループへの表彰や協力、龍野北高校のボランティア部への支援としてインターアクトクラブの創設など行ってきています。また、留学生の派遣や受け入れなどの国際交流にも大きな実績があります。

このように、できるひとができる時にできるだけのことをしようとするだけで、大変大きな活動が出来てしまうのがロータリーの魅力のひとつです。是非とも多くの皆様にロータリークラブの活動にご参加いただき、またご協力賜わりますようお願い申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。